美術工芸おがわでは定期的に「日本茶を愉しむ会」を開催しています。
このページでは、過去の日本茶を愉しむ会の様子などを掲載しています。
春を待つお茶 ほうじ茶
今回は、香川県の素焼きの「ほうろく」を使って、お茶の葉をゆっくりと焙じて「オリジナルのほうじ茶」を作ってみました。
![]() |
煎茶のお茶の葉に茎茶を混ぜ、粉があると焦げやすいのでふるいにかけてから「ほうろく」に入れ、遠火で振りながら焙じていきました。
香ばしい香りから甘い香りとなり、「お茶屋さんの香りですね」と、皆さんびっくり。
「ほうじ茶」が出来上がると、次は大豆も少しだけ焙じまして、熱いうちに両方をガラスのポットに入れ、オリジナルの「大豆入りほうじ茶」の完成です。
![]() |
お茶の香ばしさと大豆の甘味、風味があるほうじ茶となりました。
立春の頃に飲んで頂きたいお茶です。
![]() |
春を待つお茶 炒り歩危番茶
次に、秋に収穫し、蒸して揉まずに天日乾燥させた「番茶」を香ばしく炒り上げた「炒り歩危番茶」(徳島)をお淹れいたしました。
葉の形にびっくり、「ほうじ茶」よりもすっきり、どこか懐かしさを感じるお茶との感想を頂きました。
![]() |
春を待つお茶 高瀬のかぶせ茶
最後に高瀬の「かぶせ茶」を、お茶の葉の様子を見ながら、湯の温度、浸出時間を変えて5煎目までお淹れいたしました。
![]() |
煎を進める度に変わっていく味わいを感じて頂けた様です。
![]() |
ご参加いただきました皆様 誠にありがとうございました。
来月は「春の宴のお茶」を企画いたしております。
またのお越しを、お待ちいたしております。
![]() |
今回のお茶・お菓子
お茶
- 【オリジナルほうじ茶】
- ・高瀬煎茶とかりがね茶(茎茶)香川
- ・大豆 香川
- 炒り歩危番茶 徳島
- かぶせ茶 香川
お菓子
- 福ぼうろ 宇治ほうじ茶チョコレート 京都
- 菱餅 京都
- さくらあられ 京都